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三年ぐらい住んでもいいかと、ふらりと常世の国に迷い込んだ脚本家が一人の聾の舞姫・小林幸枝に出会い、常世の国の風景をモチーフに百の恋物語に挑戦することになった。作者自らの朗読で聾の舞姫小林幸枝が心にその声を聞いてふるさとに咲く百の恋物語を舞う。
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ことば座について…
ことば座は、脚本家の
白井啓治が挑戦する常世の国の恋物語百を聾俳優の小林幸枝が朗読に乗ってサイン(手話)舞演技に表現していこうと立ち上げた朗読サイン舞劇団です。
「ことば(言葉)」とは、「心を口に繁らす」ことをいいますが、心とは真実、口は表現の手段、葉は紡ぐことをいいます。
「ことば座」は、この言葉の原義に基づいて、物語に紡がれてある真実としての未来の夢を朗読とサイン舞という二つの言語によって、自由で自在な舞台表現を創造していきます。
ことば座が取組でいる朗読舞及び朗読舞劇は、日本の古典芸能である能や人形浄瑠璃をヒントに、語り朗読をサイン(手話)言語をベースにした舞技で演じるというもので、脚本:演出家の白井啓治が小林幸枝のために創案した石岡に生まれた新しい舞台表現です。
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